事務職

建設業経理士2級[合格のための効率的な勉強法]〜1日30分でも働きながら合格を目指す〜

投稿日:2021年1月26日 更新日:

建設業で事務経験のある方ならご存知かと

思いますが、今回の記事では私も取得した

建設業経理士2級の勉強法について書いていきたいと思います。

先日Twitterでメッセージをくれた方がいました。

その方は建設業経理事務士3級を既に

取得していて、現在は建設業経理士2級の取得を

目指して勉強中とのこと。

どのテキストを使用して学習したのか、また

働きながら独学で、どのように勉強して合格に

至ったのかについてTwitterのメッセージ上で

簡単にお答えさせていただきました。

そんなことがあったので、何か資格取得を

目指されている方の参考になればと思い

今回は、効率的な学習の仕方について

書いていきますのでぜひご覧下さい。

建設業経理士2級を受験するあなたにこれだけは伝えときます!

  • 試験当日、電卓は絶対に使い慣れたものにしたほうがいいです。絶対です。
  • 試験前に絶対に過去問最低3回は解いたほうがいいです。
  • 試験当日の隣の人の電卓を強めに叩く音に注意。強い集中力が必要。
  • 長机一つを受験者2人で使用する会場の場合、隣の人が消しゴムを使うと机が激しく揺れることがあるので、気が散らないよう注意。集中。

独学おすすめ参考書

独学で建設業経理士2級に合格する為に私が

買った参考書は以下の3冊です。

本屋さんに並んでいるメジャーなものです。

(どの本屋さんも在庫が少ない印象ですが)

私は、スッキリわかるシリーズのテキストと問題集で

基礎を固めて、最後の1ヶ月はネットスクールの

過去問をやり込みました。

建設業経理士の参考書は種類が少なく、迷うほど大した違いは

ないように思いますが、自分が理解しやすいものを

を選びましょう。

マイナーな資格であるためか、建設業経理士の参考書は

本屋さんに在庫がない場合も多々ありますが、できれば

実際に中身を軽く見てから購入を検討したいですね。

合格するための学習方法とは

さて、本題の効率的な学習スタイルですが

最初はテキストを一通り読みます。

簿記3級程度の知識があれば

商業簿記の分野ではスムーズに

読み進められると思いますが

簿記の基礎が分からない場合は

簿記の基礎をまず学習することを

オススメします。

簿記が全く分からないまま建設業経理士2級の

テキストを理解しようとしても、時間を無駄に

して消耗してしまうだけです。

せめて借方と貸方がわかる位でなければ

少し厳しいと思います。

わからないのであれば、まずは簿記の基礎から

始めるといいと思います。

私は日商簿記3級を取得したあとに

建設業経理士2級を受験し合格しました。

とある建設会社に入社したのが10月で

入社後すぐ、建設業経理士2級を取れば

資格手当が5,000円つくということを知り、

それから迷うことなく翌年3月の試験を

受験することに決めました。

事務はもともと固定給が低いから

こういった資格手当はありがたいんですよね~



最初はスキマ時間で無理なく進めよう

さて、話を戻します。

受験を決めた頃の私の私生活ですが

当時、付き合っていた方と同棲していました。

二人とも、休日は土日祝日で休みも

ほぼ同じ行動をとっていたのでなかなか

一人になる時間を作れませんでした。

そんな環境でも、なんとか時間を確保し

平日は寝る前に30分~1時間程度

勉強をしていました。

会社の昼休憩時間も活用し、お弁当をさっさと食べて

毎日30分くらいは勉強していました。

一人暮らしの方や独身で実家暮らしをしている方なら

もっと多くの時間を確保できるはずです。

時間を確保さえできれば、あとは自分との闘いです。

勉強を始めた途端眠くなってしまったり

ついスマホをいじってしまったり

独学は自分で自分を制御しなくては

いけないのが難しいところです。

私も毎日欠かさず勉強していたわけではありません。

疲れているときは、勉強しない日と決めて

好きなことに没頭したりして過ごしていました。

だんだん見えてくる正しい学習計画

ある程度学習を進めていくと

このペースだと一通りテキストが終わっても

過去問やる時間が全然とれないかも、とか

ここまで終わらせるにはもっとペースを

上げないと厳しいかも、とか

感覚的ですが、試験日から逆算してみて

自分に必要な学習計画がわかってきます。

この感覚をつかむのが大事です。

まずは理解ができなくても一通りテキストに目を通す。

そうすると自分にとって苦手な部分がなんとなく

わかるので、そこに時間をかけるべきだということがわかる。

一度で理解することにこだわらない

理解していることをやみくもに何度も

繰り返し勉強するのも無駄ではありませんが

時間が限られてる中で合格により近づく為には、

苦手を減らしてより多くの問題を解けるように

なったほうが効率的です。

苦手を潰していくこの勉強スタイルを

まとめると、こんな感じです。

①テキストを軽くやり、問題を解いてみる。

②答え合わせをして不正解だった問題には

しるしをつけておく。

このとき解説を見てきちんと復習しておく。

解説だけではイマイチならテキストも読み込む。

③日をあけてもう一度その問題を解く。

④正解だったら、、、念の為に時間をおいたあとに

再度解いてみる。

不正解だったら、、、②に戻る。

この繰り返しで確実に苦手を潰していきます。

この勉強スタイルはどんな資格であれ

この繰り返しで着実に合格に近づけます!

全てを完璧に理解したい気持ちもわかるのですが

試験が近づくと、時間がない時間がない!

と焦ってしまうのがお決まりのパターン。

最初からそうなることを予測しているからこその

苦手にフォーカスした学習なのです。

じっくりやるのは優先順位をつけた後で

このページの内容をちゃんと理解できたら

次のページにいこう。

そんな方もたくさんいると思います。

私も最初はそうでした。

そのページの理解に何時間も時間を

費やして、やっとできたと思ったら

またすぐつまずいて停滞。

これではモチベーションが続きません。

同じ1ページと言ってもそのページは

あなたがスラスラ読めてスムーズに理解できる

1ページかもしれないですし。

1時間かけてもイマイチ理解できない

1ページかもしれません。

全体のボリュームはページ数だけでは

把握することができません。

だからこそ理解できなくても、とにかく

最初は!!!一通り流し読みしてみて

自分にとって何が苦手なのか

理解できなかったところはどこか、

試験までに時間をかけて重点的に

やるべきところはどこか、などを

感覚的につかみましょう。

そうすると自然と試験日までの学習計画が

効率よく立てられるようになります。

そしてより多くの問題に触れて

いろんなパターンの問題を

解くことが大事です。

ちなみに、私は試験前の1ヶ月間は

週末は時間を計って過去問を解くことに

集中しました。

試験前は時間配分も意識しながら

問題を解くようにするといいと思います。

解けた問題でも一日、二日、と日が経つと忘れます。

そんなときは類似問題をいくつかやってみながら

自分の理解度を把握することが大事です。

まとめ

どんな資格の勉強であれ、限られた時間の中で

効率よく学習して、一回で合格できたらいいですよね。

私事ですが、建設業の事務員ではあるのですが

2021年1月から宅建士の資格取得を目指し

ちょこちょこ勉強を進めております。

目標はもちろん一発合格!

5年連続で不合格している人を

知っているので簡単に取れるものでは

ないことはわかっているんです。

だけど、何かに挑戦しているって

やっぱりなんかいいですよねー!

資格を取る為に頑張っているあなたに

負けないくらい頑張ります。

最後は結局、自分との闘いです。

みんなで合格しましょうーーー!

-事務職
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

一人事務のメリットデメリット

  ぴよ子 「一人事務ってぶっちゃけどんな感じ?」 これまで事務職を転々としてきた私ですが、いつも事務所には誰かがいて、ごくまれに、ちょっとだけ一人になる時間があるような程度でした。 いつも人間関係に …

[未経験でも大丈夫?]事務職はハードル低めな話。

  建設業の一人事務をしているさなぎです。建設業事務を3社経験し、現在4社目となる現在の職場で一人事務をしております。 今日は、事務の求人を探している人向けに参考になるような記事を書いていきたいと思い …

事務職に将来はあるのか?絶対に副業するべき!

建設業の一人事務、手取り14万のさなかまです。 手取り14万ということを晒してますがツイッターでも 晒しているので恥ずかしさなんてなくなりました。 今回は副業について書いていきます。 結論を言うと、 …

事務職は運動不足になりがち?仕事中にできる改善法!

事務職の皆さん、お疲れ様です。 「事務職って座り仕事だから楽じゃん!」 とか思われがちですが、そんなことはありません。 事務職ならではの精神的な疲れや、目の疲れ、肩こり、頭痛などに悩まされている方も多 …

一人事務の魅力

こんにちは。さなぎです。 ここで言う「一人事務」とは 事務所には普段、事務員一人しかおらず 社長や他の社員も通常事務所にはいない場合 を指しています。 結構レア度が高い職場環境なのであまり イメージし …