雑記

自分が壊れる前にお局から逃げました

投稿日:2020年10月23日 更新日:

どこにでもイヤな奴はいるから。

多くの人が口々に語る、「お局」という存在。

まず「お局」と呼ばれている時点で
周りからの評価が良いとは言えません。

在籍期間が長い=お局
と考えてしまいがちですが
そうではありません。

実際に私は事務職を転々としてきましたが、
勤続20年以上の女性の方でも、
とてもいい方や尊敬できる方はたくさんいました。

どこの職場でも苦手なタイプ・嫌いなタイプが
いるのは、当然で仕方のないことです。

でも、冷静に見渡してみると
いい人の方が圧倒的に多いはず。

それなのに、たった一人の「お局」の存在が
その職場の雰囲気や社員のメンタルを破壊していく。

日々お局と過ごす、あなたのメンタルは

今どんな状態でしょうか。

お局と呼ばれる存在は、大抵その会社内で
大きな影響力を持っていて、時には社長でさえ
イエスマンにしてしまう恐ろしい存在です。

この記事では、私が出会ったお局とのエピソードも紹介しながら
お局について考えていきたいと思います。

目次

お局の生態

あなたはどんな時、お局を嫌だと感じますか?

自分の頭の中で、お局という存在をイメージできるなら
既に、あなたは「お局」に出会っているのでしょう。

お局は、自分が圧倒的に優位なのをよく分かっています。
最初から勝ちが確定している状態で攻撃してきます。

弱いものをいじめるのが好きです。

無意識に意地悪をしてしまうという
最高にタチの悪いお局モンスターもいるので注意。

そしてお局パワーが強ければ強いほど、
周囲が味方になってくれる可能性も
低いでしょう。

なるべく関わりたくない。
と誰もが思っているからです。

お局で消耗している方へ

毎日のように同じ空間にお局がいて
不快なコミュニケーションをとり、
心の中をひたすら掻き回される。

そんな毎日を送っていると
自分のメンタルがどんどん
傷ついていってしまします。

なぜ、どうして?と考えるのは
精神的にも消耗しますし、そもそも
そんなことで解決することではないので
やめてください。

自分を心配してあげよう

心の中で、お局にキレてる位の方が
ちょうどいいと思います。
ストレスは溜まりますが、まだダメージが
少ない状態だと言えます。
ひたすら落ち込んでしまうような場合は注意です。

最初はイライラしたり、威勢があったはずの自分が
いつの間にか塞ぎがちになっていたら、
それはメンタル崩壊の黄色信号です。
お局は、まともに相手にすればするほど
自分自身が苦しくなってきます。

立ち向かうことではなく、その状況を回避する
もしくは、逃げることで自分を守ることを
最優先にして下さい。
メンタルの傷は、風邪や虫歯などのように
すぐに簡単に治せるものではないからです。
一番大切にしたいプライベートな時間までも
めちゃくちゃにしてしまう可能性だってあります。
手遅れになる前に、自分を救ってあげて下さい。

自分が壊れかけたお局A子の存在

私が出会ったお局A子を紹介します。
50代後半、「総務課長」、「取締役」という
肩書きを持ったお局様です。

肩書きだけで圧倒的な権力を持っている
のはお分かりでしょう。
さらに、会社設立時からの創業メンバーなので
私の入社時から、相当な権力を持っています。

<お局A子の特徴>

  • 周囲には故意的ではないように思わせる
    嫌がらせが得意です
  • 八方美人で、女性の味方であることを
    やたらとアピールします
  • 他人事に好奇心旺盛で、ただ知りたいだけなのに
    いかにも心配しているかのように振る舞います
  • お喋りが大好きで、興味のない他人の話は
    ほとんど適当に聞き流します
  • 自分の考えが全て正しいと思っています
  • 他人の意見を取り入れようとするフリをしながら
    相手の時間を容赦無く奪い、無駄にします
  • 感情のない社交辞令のプロです

優しさを真に受けないこと

いい人か、そうでない人かの判断なんて
毎日同じ空間に一緒にいればすぐにわかります。

例えば、入社時は
お局も嫌われたくないという気持ちが
あるからか、優しく、親切なフリをします。

ですが、そんな演技も長くは続かないので
次第にお局のボロが出始めるのです。

とっさに出る一言、顔の表情、声のトーンや
声をかけた時の反応など。

知れば知るほど、どんな人なのか
わからなくなっていきました。

私は単純なので、他人に優しくされたら
嬉しいですし、他人の言葉を
すぐに信じてしまいます。

自分を気遣ってくれているような言葉とか。

最初はとてもいい人だと本当に思っていました。

しかし、日々の業務、お局と他人のやりとりや
会話などを聞いているうちに、
お局の腹黒さをじわじわと感じました。

圧倒的権力を武器にしたマウント

自分を良く見せたいのが大前提にあり、
好かれたい相手と、気に入らない相手に
対する態度を平気で変える。

機嫌が悪いときは社員の粗探しが始まり
話し合い、という名の説教の為に
応接室に1時間拘束されることもありました。

話し合いというか、結局はお局の意見を
押し付けて、相手がその意見に屈するまで
続くので、パワハラに近いと思います。

しかしお局本人は、
「ちゃんと話し合いをして、解決した」
という認識なので、勝手に
風通しの良い職場だと思っているのです。

私も面接時、
「この会社は、上司も部下も関係なく意見が言い合える
とても風通しの良い職場です。
あなたも、私が間違っていると思ったら遠慮なくどんどん言って下さいね。」
と言われたのを覚えています。

その時の自分が、そんな社風を素晴らしいと思ったことも
確かに覚えています。

鵜呑みにして期待する自分がいけないのか。

こんなことが重なって、私は今、人間不信です。

対面での人間関係を拒むようになりました。

まとめ

あなたがお局に対して思っていることは
周囲の人も皆同じです。

しかし、誰も守ってはくれません。

皆、自分が一番大切だから。

誰かをかばい、お局に対抗しても
立場が悪くなるだけなので
そんなリスクは負いたくないはずです。

たとえ、一人が声を上げても
そんなちっぽけな声は
簡単に潰されてしまいます。

誰もお局に注意してくれない
誰も自分を守ってくれない
と、悲観的になってしまうのも
つらいと思います。

だから、無理しないでください。
このまま耐え続けるのはダメです。

目には見えないメンタルの不調が
どんどん進んでいきます。

自分のために、
一旦、休職して下さい。
もしくは退職して下さい。

自分が壊れてしまう前に。

自分の気持ちを本当に理解しているのは
自分だけです。

誰かに共感してもらえたとしても
その人があなたを救うことはできません。

自分を助けられるのは自分だけです。



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